「い・ろ・は・す」の成功要因について考えてみる。
最近、いろんな場所でいろはすを飲んでいる人を見かけます。
「い・ろ・は・す」(http://i-lohas.jp/)

ミネラルウォーターの中では、かなり後発のこの商品。
そのいろはすがなぜ売れているのか。その成功要因とはなんなのだろう?
そのポイントは簡単に言うと、
水そのものではなく、その他で完璧に差別化をしている
ところでしょう。
具体的には、
1、色
ミネラルウォーターによくある青色ではなく、あえて緑色をふんだんに使用することで、自然の森から湧き出る美味しい水を連想させて、青色のミネラルウォーター以上に美味しいシズル感を演出している。
2、パッケージ
おそらくミネラルウォーター史上初、潰しやすいパッケージ素材を採用。新しいが故に買ってみたくなるし、潰してみたくなる。潰してみると、意外な爽快感。エコ対策だけでなくストレス対策にもなっている気がする。まさにストレス社会に悩む現代にマッチしたパッケージングだ。おまけに軽い。ナイス五感マーケティング。
3、値段
いろはすを買っている友達に聞きまくった結果、これが購入する一番の理由だった。おそらく520mlで105円のいろはすではなく、500mlで約140円のミネラルウォーターを買う理由はどこにもない。いろはすにはない「痩せる」などのベネフィットがあればまた別だけど。また、ホームページ上でもさりげなく品質の良さも醸し出せているので、これだけ値段が安いから実は悪品質なんじゃないかと言って、購入を躊躇する気持ちも一切芽生えない。それどころかホームページを見た人はかなりの良品質かもしれないという印象すら受けるかも。
4、テレビCM
テ レビCMはコマ撮りの映像を繋ぎ合わせて、印象的に。意外とああいった類いのCMはありそうでなかった。完全に肌感覚だけど、最近のテレビCMはあまり面白いものがない(特に昼から夕方にかけてのCMはひどい)。でも、そんな今だからこそ、少しでも面白いCMは今まで以上に目立って話題になっている。だから、今こそテレビCMをやるべきだという企業がもっと出てきても良いのではないだろうか。ソフトバンクなどはその辺を一番わかっている気がするなぁ。
このように、いろはすは、製品・価格・流通・プロモーションという4Pのうち3つで完璧な差別化を図っている。実際には素人なんかにはわからないくらい、もっともっと細かく分析しているはずだが、これだけを見てもマーケティング発想をしっかりと踏まえた上での商品であることがわかる。コカコーラ恐るべし。
前に、groundの高松聡さんがお話の中で、良い広告とは
【圧倒的に面白いもの】か【今までにない新しいもの】だ
とおっしゃっていた。これは広告に限らず、こういった商品にも当てはめることが出来るかもしれない。つまり、商品で言えば、圧倒的に質が良い商品か、今までにない新しい商品が良い商品だあるということである。いろはすは、もちろん前者も含んでるとは思うけれど、基本的には後者を実践したからこその成功だろう。とにかく新しさを感じずにはいられないはず。
こういう事例はしっかりと記憶しておかないとな。
| Mas@ | 2009-07-15 02:57:39 | comments(0) | trackbacks(0) |

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